簡易型受信機の組み立て

組み立て手順

1 部品の確認

  1. Raspberry Pi 3
  2. Raspberry Pi 3ケース
  3. チューナー
  4. プリアンプ
  5. SMAP-BNCPコネクタ
  6. BNCP-NPコネクタ
  7. 電池ボックス
  8. モバイルバッテリー
  9. 充電池[8本]
  10. 電源用USBケーブル
  11. LANケーブル
  12. 同軸ケーブル
  13. QFHアンテナ

2 Raspberry Pi 3の準備

  1. Raspberry PiにSDカードを挿入します。

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  2. ケースの下部を開け、Raspberry Piをセットします。

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3 チューナー、アンプのセット

  1. Raspberry PiのUSBポートの下段にSDRチューナーを挿入します。

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  2. チューナーにSMAP-BNCP コネクタのSMA-Pを接続します。

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  3. チューナーに接続したコネクタの逆端にプリアンプに接続します。

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  4. プリアンプの先端にBNCP-NPコネクタのBNCPを接続します。

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  5. ここまでの全体図は下記のようになります。

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4 電源の取り付け

  1. 電池ボックスのケーブルを撚ります。

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  2. プリアンプのケーブルと電池ボックスのケーブルをはんだ付けします。

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    ※導線のむき出し部分が干渉してショートしないように片方、もしくは両方に熱収縮チューブ等で被覆をしてください。

  3. 電池ボックスに電池を入れます。

  4. モバイルバッテリーをRaspberry Piに接続します。(本体のLEDが点灯し、Raspberry Piの電源が入ります。)

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    ※"電源用"と書いてある袋に入ったケーブルを使用してください。

  5. ここまでの全体図は下記のようになります。

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5 仕上げ

  1. アンテナをプリアンプのN-Pコネクタに接続します。プリアンプの端子は、アンテナ側端子と受信側端子が区別されています。「Antenna」側はアンテナへ、「Receiver」側は受信機に接続します。

  2. 電池ボックスの蓋を閉めます。

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  3. 組み立てたものをケースに収納します。各部品にマジックテープを貼り付けます。貼り付けるマジックテープの量は調整してください。

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  4. アルミケースにも部品を置く位置に合わせてマジックテープを貼り付けます。

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    BNCP-NPコネクタの位置が蓋の欠けた部分に合うように配置します。

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  5. プリアンプ、受信機への外来ノイズを低減するために、運用時には蓋を閉めることをお勧めします。

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  6. アンテナをポールに取り付け、受信機ボックスを設置する台座を用意すると持ち運びが容易です。ここで使用しているポールはホームセンターで入手できる塩化ビニールパイプのVP-25です。

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